毎年12月31日の大晦日に放送されるNHKの紅白歌合戦と言えば、昔から続く伝統ある番組で、華やかで煌びやかなイメージを持っている人も多いと思います。
今テレビを見ない若者が増え、テレビ視聴率も昔に比べるとなかなか取れない、2ケタの10パーセントを取るのさえ厳しいと言われていますが、未だに紅白歌合戦の視聴率だけは常に20パーセントを超えており、瞬間最高視聴率は40%近くいくこともあるほど。
紅白では衣装もステージも各出演者かなりお金をかけていますし、それだけ紅白歌合戦のブランド価値は今も高いと言えます。
しかしながら、実は民放の年末年始の特番と違って、NHKの紅白歌合戦のギャラはかなり安いことで有名という噂もちらほら耳にします。
実際のところ紅白歌合戦のギャラっていくらぐらいなのでしょうか?
紅白歌合戦のギャラは安いって本当?いくらぐらい?
かつてダウンタウンの松本人志さんが相方浜田雅功さんと小室哲哉さんのWOWWOW TONIGHTの応援で紅白に出場した時のギャラがたった5万円だったと著書に書いていたことは有名です。
他にも芸能界のご意見番である梅沢富美男さんがあるテレビ番組で紅白のギャラが7万円だったと暴露して話題になったことがあります。
NHKの紅白のギャラは実際のところかなり安いそうで、初出場の歌手の場合ギャラは1本5万円程度、紅白常連組でも出場10回未満の歌手の場合は1本10万円前後、ベテランクラスで1本20万円から30万円、大御所クラスで50万円ぐらいと言われています。
NHKから衣装代なども出ないそうなので、赤字になる歌手がめちゃくちゃ多いとか言う話です。
その代わり紅白歌合戦の出演効果、経済効果はめちゃくちゃあるようで、紅白出演後に発売からしばらく経っているCDであっても、飛ぶように売れてオリコンランキングの上位にいきなり入ったり、演歌歌手なんかは年間通して営業の仕事がひっきりなしに入るそうです。
さらに紅白歌合戦で歌っていた歌をカラオケで歌う人も多いので、カラオケ印税もがっぽり入るのだとか。
今だとYoutubeに楽曲をアップロードしている歌手の人も多いですが、紅白に出た直後に再生数が一気に伸び、関連動画も再生されるので、それこそ紅白に出てからお正月休みの間に1000万から2000万再生されることも珍しくないという話。
よく歌手が地方のローカルラジオ番組等にキャンペーンでめちゃくちゃ安いギャラで出演したりしますが、それによってコンサートの動員数がかなり増えて結果的に儲かるのと同じで、紅白歌合戦による経済効果がめちゃくちゃあるので、何としてでも紅白歌合戦に出演したがる歌手や芸能事務所が多いということになります。
さらに紅白に出演することで一気に知名度も上がるので、まだ出たことのない歌手はとりあえず紅白出場を目指すという人も未だに多いです。
逆にすでに知名度がある歌手の場合は安いギャラで紅白歌合戦に出演するよりは、年末年始ぐらいは家族でゆっくりしたい、海外旅行に行きたいということで辞退する歌手が多いみたいです。
出場歌手のギャラはこんな感じでかなり安いようですが、紅白歌合戦のMCはさすがにもう少しギャラを多くもらっているようで、1本50万円から100万円ぐらいはあるのではないでしょうか?
紅白歌合戦のギャラは安い?いくら?まとめ
- かつてダウンタウンの松本人志さんが紅白のギャラは1本わずか5万円だったと著書で暴露し、梅沢富美男さんも1本7万円だったと某テレビ番組で暴露
- 紅白歌合戦のギャラは初出場クラスで1本5万円、中堅クラスで1本10万円、ベテランで1本20万~30万、大御所クラスでも1本50万と言われている
- 紅白のギャラは安いものの、紅白による経済効果は非常に大きく、紅白出演後にCDが飛ぶように売れたり、演歌歌手などは年間通して営業の仕事が山ほど入ったり、カラオケ印税もかなり増える
- すでに知名度があって売れている歌手は安いギャラで紅白に出演するより、出演せずに年末年始はゆっくりしたい人が多い為、辞退する人が多い
紅白歌合戦のギャラについてまとめると以上のようになりました。
安いのは確かなようですが、CDの売り上げ、カラオケ印税、営業など経済効果がめちゃくちゃあるので、芸能事務所としては紅白歌合戦に出てほしいみたいです。
とは言え、あくまで私の想像で書いている部分もあるので参考程度にしていただけると嬉しいです。